【ブロックテーマ】自分的基本プラグインリスト(随時更新)
WordPressテーマ制作のフローの中で密かに好きなのが、プラグインをひたすらインストールしていく作業。私はWordPressをインストールしたあと比較的すぐにこの作業を行います。
テーマ制作のメインをクラシックテーマからブロックテーマに切り替えたことで、使用するプラグインも少しずつ変わってきました。そこで今回は、私が愛用させていただいている素晴らしいプラグインの数々をご紹介します。
メイン
まずは、ほぼすべての案件で使用しているプラグイン。基本的には下記の点を基準に選定しています。
- 使いやすさ
- アップデート状況
- 有効インストール数
使用するプラグイン数がやや多いかもしれませんが、機能の切り分けがしっかりできるので、不具合が起きた場合や機能が不要になったときの対応がしやすいです。
セキュリティ・バックアップ関係
- BackWPup
- 納品後の自動バックアップ
- バックアップ系のプラグインはたくさんあるけど、柔軟に設定できて個人的に一番使いやすい
- Limit Login Attempts Reloaded
- ログイン失敗を繰り返すと、設定した時間はロックされるようになる
- SiteGuard WP Plugin
- ログイン時の画像認証、ログインページURL変更など
- Disable Comments
- コメント機能を完全に無効化できる
- サイト上でコメント欄をなくしただけではコメントによるスパムを完全に防ぐことはできないのでこれで対策
テーマ管理関係
- Create Block Theme
- テーマバリエーションの作成や、テーマ完成後のエクスポートに使用
エディター関係
- Reusable Blocks Extended
- 作成した再利用ブロックを簡単にブロックパターンに変換できる
- 2025年1月現在、最新3回のメジャーリリースに対してテストされていないため使用時は注意
- Snow Monkey Editor
- エディターでブロック単位ではなく任意の文字だけに装飾したり、ブロックの表示・非表示設定ができるようになる
- Flexible Spacer Block
- デスクトップ・タブレット・モバイルそれぞれ個別にスペースの高さを設定できる
- ブレイクポイントは任意の数値で設定可能
- Block Visibility
- デスクトップ・タブレット・モバイルそれぞれでブロックの表示・非表示を設定できる
- Snow Monkey Editorでも同様の機能があるが、こちらはブレイクポイントを任意で設定できるので、表示・非表示設定に関してはこちらに統一して使用
- Enable Responsive Image
- 画像ブロックに対してメディアクエリを設定し、複数の画像を切り替えて表示できる
メディア関係
- WP Multibyte Patch
- ファイル名に日本語が含まれたメディアをアップロードすると自動で英数字にリネームしてくれる
- 日本でWordPressサイトを制作するにはもはや必須と言ってもいいプラグイン
- EWWW Image Optimizer
- 画像圧縮と遅延読み込みの設定をこれ1つで完了できる
- SVG Support
- SVGファイルをアップロード可能にする
管理画面関係
- Yoast Duplicate Post
- 投稿などを複製できるようになる
- Admin Columns
- 投稿一覧画面で表示されるカラムを編集できる
- アイキャッチなど表示させておくとクライアントに喜ばれるのでレギュラー対応
- Admin Menu Editor
- 管理画面で表示されるメニュー項目を編集できる
- 私はコアの「投稿」を使うことはほとんどないので(基本的にカスタム投稿タイプを作成)紛らわしくならないように非表示にしたり、見やすく並べ替えたりする
その他
- SEO SIMPLE PACK
- SEO関係やアナリティクスなどの基本設定ができる
- できることが多すぎず少なすぎない、絶妙にちょうどいいところがお気に入り
- Favicon by RealFaviconGenerator
- ファビコンを1つ用意するだけで、いろいろなデバイスに適した表示方法をプレビューを見ながら設定できる
- WP-Optimize
- 納品前のリビジョン削除に使用
案件によって使用
以下は要件などに合わせて使用しているもの。
エディター関係
- Custom Block Builder – Lazy Blocks
- カスタムブロックが作れるようになる
- 作成したブロックをカスタムフィールド化したり、それを使って投稿のテンプレート作成も可能
- Meta Field ブロック
- カスタムフィールドをブロックとして表示できる
- Ultimate Blocks
- アコーディオンやタブなど、高機能かつカスタマイズ可能なさまざまなブロックが追加される
その他
- Snow Monkey Forms
- ブロックエディターでメールフォームを作成できる
- Insert Headers And Footers
- ヘッダー・フッターにコードを挿入できるようになる
- SNSのタイムラインを埋め込む場合などに活躍
【余談】必要に応じてプラグイン自作も検討
既存プラグインで対応できない機能を実装するときは、できるだけプラグインを自作して独立した機能として実装するようにしています。
クラシックテーマ時代はなんでもかんでもfunctions.phpに記述して実装していましたが、ブロックテーマへ切り替えたタイミングでデザインに関することはテーマに、機能に関することはプラグインにということをきちんと意識し始めたためです。
とはいえ私の場合これまでプラグインの自作経験は一度もなかったので、今のところAIに相談しながら作成しています。プラグインへの理解も深まってかなり勉強になります。
プラグイン化することで、他のサイトで使い回しもしやすくなりとても便利です。
自分に合ったプラグインリストを作っておくのがおすすめ
制作の都度、必要なプラグインをリストアップするのは手間も時間もかかってしまい大変です。自分が使用経験のあるプラグインの中からレギュラーで使用するリストを予め作っておくと、制作時に大幅な時短になるのでぜひ試してみてください。